Cecchetti au centre avec à sa gauche Leonid Massine. Répétition des Ballets russes de Diaghilev.

シリル・ボモントとスタニスラフ・イズィコフスキーによる 1921年出版バレエマニュアルに寄せて Japanese Translation by Arisa Nonomura

  シリル・ボモント様 スタニフラフ・イズィコフスキー様 この素晴らしいダンス芸術の本が出版され大変嬉しく思っております。あなたたちの熱心さに私は大変感動しました。 プロフェッショナルが一人、成功を約束された仕事に向かうというより、芸術家としての愛と誠実さをもってあなたはこの芸術を深めてくださった。これを喜んでいるのは私一人ではない。この芸術の未来を心配しているであろうあなたに従う者たちも大変喜んでいることでしょう。この本が掲げる目的はいたって質素なものではありますが、三世代にわたる芸術家たちの功績によって作られた現在のこの教授法が、とても明確に、正確に、賢く比較され、まとめられています。 私が賞賛しているのはあなたの本の価値だけではないのです。この本の出版に続く者が出てこれば、今まで長い間望まれてきたダンス芸術のための出版への道が開けるのではないかと期待をしています。 我々の芸術が無益だとか時代遅れだと言う者も居るかもしれません。そのような者は単に罰当たりで視野が狭く、日々の平凡な生活を超えたものを想像することができないのです。 彫刻や絵画を見るように、ダンスも人間によって見せられ発展する美しい芸術です。いかにして無益と言えるのでしょう?ダンスも彫刻や絵画と同じように、尊く、気高く、品格のあるものなのです。 実技的な観点からすれば、ダンスは踊る者に体力と健康だけでなく、優雅さと気品ももたらします。今まで体育学とダンスを切り離していた生理学者たちは何という間違いを犯していたのでしょう、体を緊張させ関節を固め心を荒くするスポーツよりもダンスの有効性は高いのです。スポーツでは敵に勝利するというただひとつの目的のために感情を高め、筋肉と神経に圧力をかけます。それに対してダンスは、最も自然かつ調和のとれた方法で筋肉を鍛えます。感情の高まりはダンスにジェスチャーをもたらし、ひとつのポーズや動きから次のものへと移行するのを助け、無益なわけではなく静かで詩的かつ音楽的なルールに沿っています。 どうしてダンスを退廃芸術と言えるでしょう?古代ギリシャの神殿からやってきて、フランスのサロンやイタリアの劇場を通り、テルプシコールは今ロシアで彼女に仕える騎士、巫女と闘士達を見つけました。彼女の活気に満ちた新しい命は、いずれ来る死を待つ人々の重い心を救います。 私の芸術家としての人生は秋に差し掛かっていますが、我々の芸術における開花を見ることほど喜ばしいものはありません。 この芸術を知らない者、見たことのない者にとっては、無益で退廃的なものでしかないでしょう。しかしこの芸術にはクラシックとロマンチックの時代の物があります。これは真実を学ぶ学問であり、未来的で革新的、また奇抜で痛みを伴うものかもしれません。それでもなお、ダンスは生き続け、永遠に若く、心の美しさはから体の美しさへと繋がっています。それは変わるものかもしれません、しかし死に絶えることはないのです。 エンリコ・チェケッテイ   Japanese Translation of the Dedication to Beaumont and Idzikowski by Arisa Nonomura, November 2015

Looking to the Past to Guard Ballet’s Future: Cecchetti, Petipa and the Stepanov Reconstructions

The Story In the last years of Petipa’s life, 24 of his ballets were notated for posterity by Vladimir Stepanov and Alexander Gorsky. They were taken out of Russia after the Revolution by Nicholas Sergeyev. He spent the rest of his life mounting these ballets for various companies, notably England’s Vic-Wells Ballet. Sergeyev died in 1951 and…

Glimpses into the Spanish World of Ballet

A Glimpse into the Spanish World – Cecchetti, Bournonville and the Escuela Bolera, A London Teaching Event, April 2012

Author’s first glimpse into the world of August Bournonville In 2007, in Paris, Flemming Ryberg and Dinna Bjorn of the Royal Theatre Copenhagen, presented a week of classes in Bournonville technique, repertoire and mime. As an observer with very little practical experience of the Bournonville style, I watched with fascination and delight, revelling in the…

Redondanse_Enrico-Cecchetti

Interview for Danse avec la Plume, editor Amélie Bertrand, February 2015

Promotional article for Redondanses, new venture for classical ballet events in Paris set up in 2014 by Marie-Josée Redont, former soloist Paris Opera ballet Promotional article for Redondanses, new venture What is meant by the term “Cecchetti  School”? Au Théâtre Maryinskii, en raison des progrès indéniables de chacun de ses élèves, Enrico Cecchetti a finalement…

Notes from the author: Journey to TheCecchettiConnection.com

There have been many reasons behind the creation of a website about Cecchetti and not least, to bring to a wider public, lesser known insights into this extraordinary Method of teaching classical ballet. I would like to thank first Katharine Kanter, director of the Société Auguste Vestris for her unwavering support, dedication and encouragement which…